FXの取引手法あれこれ

デイトレ

ごく短い期間(数分〜数時間)で取引を決済し、一日に数十回の取引をおこないます。日を跨ぐことで自分の意図しない値動きにならないよう、基本的には翌日にポジションを持ち越しません。

デイトレードで重要なのは取引の基準です。一日に何十回も取引するといってもむやみやたらに売り買いしてると損失ばかりが増えていきます。したがって「自分の取引ルール」を決めていく必要があります。

デイトレードで利益を出していくには取引対象通貨のボラティリティ、値動きが大きいと都合がよいです。エントリーポイントから乖離が大きいほど利益(損失も)が大きくなりますよね?

シストレ

トレーダー自身が売買の注文をおこなうのではなく、あらかじめ決められたルールに従って自動的に売買をおこなうシステムを使用したトレードです。

トレードルールは決められているため、自分自身で日々相場を分析する必要がなく、また、値動きに従ってエントリーもおこなわなくて良いため大幅に手間が省けます。

シストレを提供しているFX会社は日本、海外それぞれにあります。過去の値動きに従って検証されているものや、今後の値動きを期待して設計されているものなどさまざまですので、どのシステムを使用するかを自分自身で決める必要があります。

バイナリーオプション

簡単に言うと、数分後の相場が上がるか、下がるかを予想するのがバイナリーオプションです。種類は「HIGH・LOW型」「レンジ型」等何種類かありますが、基本的な考え方は同じで、指定された時間後に上がっているか下がっているかを予想するものです。

通常のFXと異なり取引時間が決まっていること、上がるか、下がるかのシンプルな予想であることより初心者にも始めやすいと言えるでしょう。

ただし、シンプルであるがゆえに予想できる範囲が決まっているため、丁半博打に近いものにならざるを得ないでしょう。

テクニカル分析、ファンダメンタル分析

相場の今後を予想する時に考える観点としてテクニカル分析とファンダメンタル分析があります。

テクニカル分析は過去の値動きを元にして今後の値動きを予想するものです。値動きのトレンドラインが上がっているのか、下がっているのか、ボトムラインがどこになるのかを様々な指標を使うことで予想していきます。

ファンダメンタル分析は経済指標や発生した事件など、その国の今後の状態を予想することによって通貨の価値を判断するものです。FXで大きな指標といえばアメリカの雇用統計があります。雇用統計の指標を見ることにより今後の景気を予想し、米ドルが上がるのか、下がるのかを予想し、トレードに反映していきます。

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